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2026年01月26日
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虫歯のでき方・対処法|虫歯初期から抜歯まで

【はじめに】

・虫歯は「いつの間にか穴があく病気」ではなく、口の中の汚れ(歯垢)と甘いものの回数が重なることで、歯の表面が少しずつ弱っていく“進み方のある病気”です。

・初期の虫歯は、削らずに止められることがあります。一方で進行すると、詰め物や被せ物、神経の治療、最終的には抜歯が必要になることもあります。

 

虫歯はなぜできる?(3つが重なると進みやすい)

虫歯は、歯の表面にたまった歯垢(細菌の集まり)が、食べ物や飲み物に含まれる糖(砂糖や、甘い飲み物の糖分など)を材料にして酸を作り、その酸で歯の表面が少しずつ溶けることで始まります。虫歯は一気に進むのではなく、「溶ける時間」と「戻ろうとする時間(唾液やフッ素の助けで修復される時間)」が交互に起こり、溶ける時間が多い状態が続くと進行します。

 

虫歯が進みやすい条件は大きく3つです。

(1) 歯垢がたまりやすい(磨き残し、歯並び、詰め物の段差、奥歯の溝など)

(2) 糖が口に入る回数が多い(だらだら食べ、甘い飲み物をちびちび飲む、夜食、スポーツドリンクを頻回に飲む等)

(3) 口の中が乾きやすい(唾液が少ない、口呼吸、加齢、薬の影響など)

この3つが重なるほど、虫歯の“スピード”が上がりやすくなります。逆に言うと、原因が分かれば対策は立てられます。

 

虫歯の「初期」:白くにごる段階は戻せることがある

虫歯の始まりは、黒い穴ではなく「白くにごる」「ツヤが消える」など、見た目の変化として出ることがあります。これを、歯の表面が酸で弱って白く見える段階(白い濁り)と考えると分かりやすいです。研究でも、白い濁りは虫歯の最初の段階として扱われ、状態の見極めが重要だとされています。

 

この段階は、条件が良ければ“削らずに止める”ことができる可能性があります。ポイントは次の3つです。

・毎日フッ素入り歯みがき剤を使う(フッ素は歯の表面が溶けにくくなる手助けをします)

・食べる回数(特に甘いもの)を減らす、だらだら食べをやめる

・歯垢を減らす(磨き方の見直し、歯間の清掃)

守口市で「できれば削らずに治したい」「初期のうちに止めたい」という方は、早めのチェックが結果的に通院回数も治療費も抑えやすくなります。

 

段階別:どこまで進むと何が起きる?(初期→穴→神経→抜歯)

ここでは、分かりやすさを優先して、虫歯を5段階で説明します。実際の診断は歯科医院の検査で決まりますが、「今どこにいるか」を理解するだけでも、行動が早くなります。

 

【段階0:白い濁り(穴はない)】

・見た目:白くにごる、ツヤがない

・自覚症状:ほぼなし

・対処:フッ素+磨き方の改善+食べ方の改善で止められる可能性

 

【段階1:小さな穴(表面のかたい層が崩れる)】

・見た目:黒っぽい点、引っかかり

・自覚症状:冷たいものが一瞬しみることも

・対処:必要最小限だけ削って詰める治療が検討されやすい

 

【段階2:穴が大きくなる(中のやわらかい層に広がる)】

・見た目:穴が見える、食べ物が詰まる

・自覚症状:しみる回数が増える、甘いものでしみる

・対処:詰め物では強度が足りない場合、被せ物が必要になることもある

 

【段階3:強い痛み(神経が炎症を起こす)】

・見た目:穴が深い、欠ける

・自覚症状:ズキズキ、夜に痛む、温かいもので痛むことも

・対処:根の治療(神経の治療)+最後は被せ物で補強、通院が増えやすい

 

【段階4:歯が残せない可能性(割れ・根の炎症の拡大など)】

・自覚症状:腫れ、噛めない、痛みが波のように出る、膿が出る

・対処:保存が難しければ抜歯も選択肢。抜歯後は噛む機能回復(入れ歯、ブリッジ、インプラント)へ

 

「しみる=軽い」「痛い=必ず抜歯」ではありません。症状は目安で、進み方は人によって違います。だからこそ、守口市で通いやすい場所(守口駅・守口市駅周辺)で、早めにチェックする意味があります。

 

虫歯の“見逃しやすい場所”とセルフチェック

虫歯は、見える場所より「見えにくい場所」にできやすいのが厄介です。特に注意したいのは次の部位です。

・奥歯の溝:食べかすが残りやすい

・歯と歯の間:歯ブラシが届きにくい

・歯ぐきの近く:歯ぐきが下がると根元が弱りやすい

・詰め物や被せ物の境目:段差があると汚れが残りやすい

 

セルフチェックとしては、

・糸ようじが同じ場所で何度も引っかかる

・同じところに食べ物が詰まりやすい

・歯ブラシを当てるとチクッとする

・鏡で見ると、その場所だけツヤがない

などがあれば、初期のサインかもしれません。

 

しみる・痛い=もう末期?(症状だけでは判断できない)

冷たいものがしみる、甘いものがしみる、噛むと痛い。こうした症状があると「もう神経までいった」と思いがちですが、症状だけで段階は決められません。逆に、神経に近い深い虫歯でも、痛みがほとんどないことがあります。痛みの有無よりも、「どこまで進んでいるか」を検査で確認することが重要です。

 

ただし、次のような症状は早めの受診をおすすめします。

・何もしなくてもズキズキ痛む

・夜に痛みで目が覚める

・頬が腫れる、押すと痛い、熱っぽい

・噛むと強く痛い、歯が浮いた感じがする

これらは、虫歯が深くなって炎症が強い可能性があります。

 

神経に近い虫歯:できるだけ“残す”ための考え方

歯の中心には、痛みを感じる部分(いわゆる神経)があります。虫歯が深くなると、この部分に炎症が起こり、強い痛みが出たり、治療が長引いたりします。

近年の虫歯治療では「歯をできるだけ残す」「神経をできるだけ残す」という考え方が重視されます。深い虫歯ほど、削る量が増えると歯が割れやすくなるためです。状態によっては、まず痛みを落ち着かせ、必要な範囲だけを慎重に処置するなど、段階的に進めることがあります(ただし、すべてのケースで神経を残せるわけではありません)。

 

ここで大切なのは、自己判断で痛み止めだけを続けて放置しないことです。痛みが引いても、虫歯が治ったわけではなく、神経が弱って痛みを感じにくくなっている場合もあります。

 

神経の治療(根の治療)が必要になるケース

虫歯が神経まで達してしまうと、神経を取りのぞき、歯の根の中をきれいにして、すき間を埋めて再発を防ぐ治療が必要になることがあります。一般には「根の治療」と呼ばれます。

根の治療が必要になると、通院回数が増えやすく、歯がもろくなりやすいため、最後は被せ物(クラウン)で補強することが多くなります。だからこそ、守口市で忙しい方ほど「痛くなる前の小さな治療」で止める価値が高いと言えます。

 

抜歯が選ばれるのはどんなとき?(最後の手段)

歯科医師は、基本的に歯を残す方向で考えます。それでも抜歯が必要になるのは、次のような状況が重なったときです。

・虫歯で歯の残りが少なく、被せ物で支えきれない

・歯が縦に割れている(見えないひびが根まで入っている)

・根の先に大きな炎症があり、治療をしても改善が難しい

・歯を支える骨が弱っていて、保存が難しい

「抜歯=失敗」ではありません。痛みや腫れを繰り返し、日常生活に影響が出る状態を終わらせ、次の方法(入れ歯、ブリッジ、インプラントなど)で噛む機能を回復することも、立派な治療です。大事なのは、抜歯の前に「残せる可能性」「残した場合のリスク」「抜歯後の選択肢」を分かりやすく説明してもらい、納得して進めることです。

 

抜歯のあとの選択肢:噛める口を取り戻すために

歯を抜いたままにすると、かみ合わせがずれたり、周りの歯が倒れてきたりして、別のトラブルが起こりやすくなります。抜歯後の代表的な選択肢は次の3つです。

・入れ歯:取り外し式。保険診療で対応できる範囲が広い。慣れるまで違和感が出ることがある。

・ブリッジ:両隣の歯を支えにして橋をかける方法。固定式で違和感が少ない一方、支えの歯に負担がかかる。

・インプラント:あごの骨に土台を作って歯を立てる方法。周りの歯を削らずに済むことが多いが、状態の確認や費用、期間が必要。

どれが最適かは、年齢、骨や歯ぐきの状態、残っている歯の本数、生活スタイル、持病の有無などで変わります。守口駅・守口市駅の近くで通いやすい歯科医院を選び、治療後のメンテナンスまで含めて相談するのがおすすめです。

 

家でできる虫歯対策(“今日から”変えられる具体策)

(1) フッ素入り歯みがき剤を毎日使う

フッ素は、歯の表面が酸で溶けにくくなる助けになり、弱った部分が戻る方向(再石灰化)を後押しします。毎日使うほど予防効果が高いことが示されています。

 

(2) 「うがいをしすぎない」

歯みがき後に何度もうがいをすると、口の中に残るフッ素が減ってしまいます。「吐き出す(軽く1回程度)」を意識すると、フッ素の効果を活かしやすいという考え方が紹介されています。

 

(3) 食べ方を変える(内容より“回数”が大事)

甘いものを完全にゼロにしなくても、回数を減らすだけで口の中が酸性になる時間を短くできます。たとえば、

・お菓子は時間を決めて食べる

・甘い飲み物をちびちび飲まない(飲むなら食事のときにまとめる)

・寝る前の間食を避ける

といった工夫が現実的です。

 

(4) 歯と歯の間を毎日掃除する

虫歯ができやすい場所の代表は「歯と歯の間」です。歯ブラシだけでは汚れが残りやすいので、毎日フロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使うことが大切です。初めは血が出ることがありますが、汚れが減ると落ち着くことが多いです(強い痛みや腫れがある場合は受診してください)。

 

(5) 口が乾く人は、乾燥対策もセットで

口が乾くと、酸を薄めたり、歯を守ったりする唾液の働きが弱くなります。水分補給、よく噛む食事、キシリトールガム(砂糖なし)などが助けになることがあります。薬の影響が疑われるときは、自己判断で中止せず、主治医や歯科で相談してください。

 

歯科医院でできる虫歯対策(守口市で通いやすい医院選び)

歯科医院では、次のような「早期発見」と「再発防止」のサポートができます。

・虫歯の有無と進行度のチェック(必要に応じてレントゲン等)

・歯みがきの癖の確認と、磨き方の練習

・専用の器具によるクリーニング、歯石除去

・必要に応じたフッ素塗布や、奥歯の溝を埋める処置(シーラント等)

・削らずに止める方法の提案(初期や浅い虫歯)

 

また近年は、削る量をできるだけ少なくする治療、薬剤で進行を止める考え方なども整理されてきています。たとえば銀の成分を使った薬剤(SDF)は、条件により虫歯の進行を止める選択肢になり得ることが、ガイドラインや声明で示されています。ただし歯が黒くなるなど注意点もあり、適応の見極めが必要です。

 

菱田(ひしだ)歯科医院(大阪府守口市日吉町)は、守口駅(大阪メトロ谷町線)から徒歩約3分、京阪本線の守口市駅からも徒歩圏内で、通いやすさが特長の一つです。一般歯科に加えて、予防歯科・小児歯科なども掲げ、定期メンテナンスやセルフケアのサポートを重視していることが院内案内でも示されています。

 

まとめ:虫歯は「早いほど削らずに済む」可能性が高い

・虫歯は、歯垢と糖の回数が重なって酸が増えることで進みやすい“動きのある病気”です。

・初期の白い濁りは、フッ素とケアの改善で止められることがあります。

・痛みが出る前でも進行していることがあるため、違和感や心配があるときは早めの受診が安心です。

守口市で虫歯の不安がある方は、「今の段階はどこか」「削らずに止められるか」「再発を減らすには何を変えるべきか」を一緒に整理できる歯科医院に相談してみてください。

 

【FAQ(よくある質問)】

Q1. 白くにごっているだけでも虫歯ですか?

  1. “始まりのサイン”のことがあります。穴がなければ、フッ素とケアの改善で止められる可能性があります。気になるなら早めに確認すると安心です。

 

Q2. 痛くないなら放置しても大丈夫?

  1. 痛みがなくても進んでいることがあります。小さいうちに見つけるほど削る量が少なく、治療回数も短く済みやすいです。

 

Q3. しみるのは必ず虫歯?

  1. 虫歯以外(歯ぐきが下がって根元が敏感、歯ぎしり、ひび等)でもしみます。症状だけでは決められないので、検査で原因を確認するのが確実です。

 

Q4. フッ素入り歯みがき剤は毎日必要?

  1. 毎日の使用が予防に重要とされています。特に初期の段階では“止める”方向に働きやすくなります。

 

Q5. 歯みがき後のうがいは何回がいい?

  1. 何度もうがいをすると、フッ素が流れてしまいやすいので、「軽く吐き出す」意識が勧められることがあります。

 

Q6. 銀の薬(SDF)で虫歯が止まると聞きました。本当?

  1. 条件が合えば、進行を止める選択肢になり得ると整理されています。ただし歯が黒くなるなど注意点があり、向き不向きがあります。

 

Q7. 子どもの虫歯は進みやすい?

  1. 進みが早いケースがあります。特に甘い飲み物の頻回摂取、仕上げみがき不足、奥歯の溝の汚れなどが重なると進みやすいので、早めのチェックと予防が大切です。

 

Q8. 抜歯になったら、必ずインプラントですか?

  1. いいえ。入れ歯・ブリッジ・インプラントなど複数の選択肢があります。口の状態や生活に合わせて相談して決めるのが現実的です。

 

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